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淡水魚、海産魚、底魚、回遊魚など、全ての魚類を対象に耳石による年齢査定を行います(フグ類など一部の魚類では他部位を使用)。年齢査定用の標本はキンメダイのように軽く表面を研磨するだけで輪紋が観察出来る種類もありますが、マグロのように0.4mmの厚さの薄片標本を作製しなければならない種類もあります。
耳石標本作製方法(例)←年齢査定用耳石標本の作成の一法(一番簡単な薄片標本作製方法です)を図解しました。
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日齢査定のための試料作製は、魚種や成長段階によって大きく異なります。アユのように研磨することなく幼魚の段階まで明瞭な輪紋が観察される種類もいますが、タラ類のように研磨無しでは30本程度が限度の種類もいます。極薄断面薄片を作製することにより、かなり長期の輪紋計数が可能です。この極薄切片標本を作製してトビウオの耳石では700本以上、クサカリツボダイでは1000本以上の計数が可能でした。
日齢査定分析は魚種、成長段階で分析単価が大きく異なってきます。すぐにお見積いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
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耳石では輪紋が観察出来ない場合や他の部位で容易に輪紋が観察される場合は、耳石以外の部位を用いて、年齢、日齢査定をおこないます。ウロコ、脊椎骨、鰭棘条断面、鰓蓋棘断面などが用いられます。
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当社では魚類の他にイカ類の平衡石による日齢査定、二枚貝類の貝殻薄片標本による年齢・日齢査定、ウニ類の生殖板による年齢査定、さらにサンショウウオの年齢査定などにも試みてきました。これまで年齢日齢査定の知見のない種類でも、今までの経験を生かし有効な年齢形質を見出して、査定にチャレンジしていきたいと思います。
